初心者ゴルファーがクラブを揃える時、初心者セットでドライバーからアイアン、パターまで揃っているセットを買わなければ、必ずドライバーを自分で選択しなければなりません。

アイアンとの流れに始まり、注意すべき点や、初心者ならではの選び方まで様々あるのですが、今回は、基本的な知識と選ぶ際の参考になる項目について説明します。

先ずはアイアンから選ぶのが選びやすい

初心者の人でまず最初に悩むのが、ドライバーとアイアンのどちらを最初に決めるか?ということだと思います。

結論としてはアイアンから選んだほうがスムーズに決めていくことが出来るでしょう。

ある意味、ドライバーは買い替えもしやすいので、後々買い換える機会が多くあると思います。

反対にアイアンは、出来るだけ長く使うことをおすすめします。メンテナンスをしながらという前提ですが、10年スパンで考えてもいいくらいです。

もちろん、競技に出るなど急速にレベルアップしていくならこの限りではありませんが、出来る限り、自分が目指すべきゴールから逆算して、少し難しいアイアンでもしっかりチョイスしていくべきです。

そしてしっかりアイアンに時間を使って、次にドライバーを選ぶという流れです。

自分のヘッドスピードが最初の基準

ドライバーとアイアンのつながり・流れは個人でかなり異なりますが、基本はアイアンと同じタイミングで振りきれるものをチョイスするべきです。

そこで最初に目安になるのが、自分のヘッドスピードです。

ドライバーは、既成品の、メーカー純正のヘッドとシャフトが付いたもので最初はいいと思います。

その際に参考になるのが自分のヘッドスピードです。

ショップでは大抵ヘッドスピードに対応したシャフトが付いているドバイバーが多く並んでいます。

それで大体の選ぶ目安になると思います。

そしてできれば、易しいドライバーというより自分の腕が出やすいクラブのほうが上達の為になります。この場合、あまり大型のヘッドではなく小ぶりのヘッドがいいでしょう。

最初から、ヘッドに頼って捕まりを良くするより、スイングの上達によってコントロールする力を養うほうが、後々役立ちます。更にゆくゆくフェード、ドローのコントロールがこぶりなヘッドの方がしやすいです。

この辺りは個人の考え方ですので、エンジョイゴルフでずっと行くというのであれば、ある程度大型で捕まりの良いクラブでも構いません。

460ccクラスの大型ヘッドを選ぶ場合も、後ろに長いタイプは易しいのですが、上達の為にはオーソドックスな物をお勧めします。

※ヘッドの形状についてはこちらで解説しています。
自分にあったクラブヘッドの選び方

目安ですが、フェースの上下方向が長いディープフェースと短いシャローフェースがあります。

ディープフェース
・バックスピン量が抑えられ、吹けあがりにくい
・捕まりにくい
・ボールが上がりにくい
シャローフェース
・重心位置が低いので容易にボールが上がる
・左右のミスが出やすい

上記の特徴を知っておくと目安になると思います。

ただ、ヘッドの形は心理的な面で重要です、直感的にいい感じだなと思うものを選んでください。

他の数字はあまり最初は気にしなくてもいい

これから述べる数値は初心者のうちはあまり気にしなくてもいいと思います。

どうせ初心者のうちは大きくスイングも変化していきますので、最初からあまり数値にこだわりすぎず、自分のヘッドスピードを参考に、全体のクラブの重さ、シャフトの硬さ、ヘッドの形状(見た目)位を基準に選ぶといいと思います。

下記に書く数値はある程度の目安や参考にするためと思って一応書いておきます。

重心角

重心角は大きいもの(0.5°くらいクローズのフックフェース)が捕まりがいいです。
0°~オープンは初心者にとっては難しいかもしれません(スライスが増えます)

しかし、重心角はそこまで気にしなくてもいいと思います。

クラブの長さ

クラブ長は男性標準の45インチくらいですが、最近は長尺のシャフトも出てきています。

最初から長尺のクラブを持つのはおすすめしませんが、高齢者やどうしても非力な人は選択肢の一つになるかなくらいでいいと思います。

もちろん、長尺シャフトは、単純にヘッドスピードが上がりやすい傾向にあるのは確かですが、その分ミート率も落ちてしまいます。
更にヘッドが戻って来るタイミングが遅れる傾向にあるので、インパクトでヘッドが閉じきらず、振り遅れとなりスライスになる傾向にあります。

初心者のうちは、ミート率を上げるほうがはるかに平均飛距離は上がるので、どうしてもという場合に頭の片隅に置いておく感じで大丈夫です。
(※13 ミート率)

一つ参考程度にですが、46インチくらいの長尺シャフトで、グリップエンドをハーフから1インチ余らせ、短く持ってスイングすると、ヘッドが軽くなり、リストターン(ヘッドの戻り)が感じやすいので、積極的に選択するというより、もし周りのゴルファーで長尺のドライバーを持っっている人がいるなら、試してみるといいかもしれません。

ロフト角

最大飛距離を生む要素に最適打ち出し角度というのがありますが、およそ14°~15°です。

上達を目指すのであればロフト角 9.5°±10.5°を選びましょう。初心者のうちは、よほど力のある人や、女性・非力な人でない限り、ほぼこの範囲で選んで問題ありません。

その上で、力が強いスポーツ経験者等は9.5°、それ以外の人は10か10.5°を選んでおけば間違いないでしょう。

※ライ角もありますが、基本ティーアップして使うドライバーの場合は殆ど気にしなくていいと思います。

もし複数のドライバーで迷ったら?

上記の基準で候補が決まると思いますが、もし複数のドライバーで迷った場合、できればショップで試打して、現在のスイングで出来るだけバックスピン量が少ないものを選ぶといいです。

4000回転を超えるとスピン量が多すぎますので、それ以下になるようなもので出来るだけ少ないものがベターです。

弾道調整ドライバーも最近は増えていますが、コレもわざわざ選択しなくても大丈夫です。もし選んだドライバーが調整式のやつならそれでも構いませんが、基本調整しないで練習するほうが早くうまくなります。

その後、上達してから、必要に応じて選択するようにしても遅くはないです。

最後に

上記でほぼ述べていますが、標準的な男性の場の目安を書いておきます。洋服で言うMサイズみたいなものです。

  • シャフトの長さ45インチ
  • シャフトフレックスSかSR
  • 総重量60g前後
  • ロフト角9.5°
  • 重心角0°
  • 大きさ:430cm³前後

だいたい最初はこの辺りのスペックを選んでおけば問題無いと思います。

後々上達した後で、少しアイアンの感覚に合わせたいからもう少し重めのものに変える、長めのシャフトに変えるなど、出てきますので、その時には詳しくなっているので、上達してから希望のもの選ぶようにしましょう。

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