昔はウッドといえば、ドライバーと、3番ウッド位のものでしたが、最近ではウッドも9番ウッドまで入れるプロも珍しくなく、更に、より上がりやすくなったユーティリティーをセットに入れるゴルファーも増えてきました。

フェアウェイウッドや、ユーティリティはどういうふうに選べば良いのか?

クラブセッティングの考え方にも結びつくところですが、今回はそれぞれの選び方だけを解説します。

フェアウエイウッドの選び方

ドライバーに続いて長いクラブがFWフェアウエイウッドです。

またフェアウェイウッドはティアップで打つ場合と、文字通りフェアウエイで打つ場面があります。

その為、ドライバーでは気にしなくてもよかったライ角も少しだけ気にする必要があります。同時にシャフトの硬さやトーダウンも考えないといけません。

ライ角というのは、フェイスのスコアラインを地面と平行に置いた時の、シャフトと地面の角度になります。

一般的にライ角がアップライトだと、ボールがつかまりやすく、フラットだと捕まりにくくなります。

ティーアップしたボールを打つ際は、ほとんど気にしなくても良いライ角ですが、フェアウェイから打つ場合は多少影響してきます。

ただ、アイアンの場合はソールがフラットであるため、ライ角が非常にシビアになりますが、ウッドの場合はソールが丸みを帯びているので、そこまで気にするほどではありません。

多少気にするのは、フェアウェイウッドをティーショットメインで使うのか?それとも地面から直接打つ機会があるのかで、もし、地面から直接打つ機会が多いであろう場合は、少しアップライトの物を選ぶぐらいで大丈夫です。

それよりも重要なのが、ドライバー→フェアウェイウッド(ユーティリティ)→アイアンまでの重さと長さの流れになります。

これが、上手く流れていないと、どこかでひずみが出てくるので、自分のクラブセッティングを見て、長さ・重さの流れが自然に流れるようなスペックを選びましょう。

目安になりますが、重さはドライバーに対して+20gくらい(3番ウッド・43インチ)が自然な範囲になります。

シャフトフレックスもドライバーのシャフトに合わせる必要はありませんが、あまりにもキックポイントの違いすぎるものは、影響も出ますので、出来れば選ぶ際に、ドライバーのフレックス・キックポイントに近い物から、打ちやすいフェアウェイウッドを選ぶようにしましょう。

フェアウェイウッドのヘッド形状

ヘッドのタイプはオーソドックスのディープタイプと、フェースが薄いシャロータイプがあります。

特徴としてはシャローフェースは芝から打つ場合、易しくボールを高く上げてくれます。

ディープフェースはティーアップしてのショットは安心感がありますが、地面から直接打つ場合は重心が高くなるため、少し上がりづらくなります。

先ほど触れたように、ティーショットメインで使うか?それとも地面からのショットが多いかで判断するぐらいでいいと思います。

ちなみに僕の場合は、スプーン(3番ウッド)は主にティーショットで使う場合が多いので、ディープフェイスのヘッド、クリーク(5番ウッド)は少しシャローヘッドのものを使って、シャフトは同じ種類のものを入れています。

ユーティリティの選び方

ユーティリティははアイアンとFWの中間的な存在で、アメリカではハイブリッドと呼ばれています。

ロングアイアンの苦手な人には特にお勧めのクラブです。

アイアン感覚で打ち込んでも広いソールが芝を滑ってくれるので、3番・4番アイアンと比べて打ち易く、ミスの出にくいクラブと言えます。
フェアウエイウッドと比べてもシャフト長が短いので易しくなります。

ユーティリティ(レスキューというメーカーもあります)というだけあって、フェアウエイはもとより、ラフや、ティーアップしてからでも、更には、林の中に入った時の脱出用、グリーン周りのカラーからの寄せにも使えます。

中でもフェアウエイバンカーから長い距離を打つのにお勧めです、普通の芝から打つ感覚で打ち込んでもソールで滑ってくれるので楽に打てます。

最近ではクラブセッティングでロングアイアンの変わりにユーティリティを入れている人も多いです。

ロフト角はロングアイアンのロフトとほぼ同じで、U3 ~ U5(標準) くらいまでありますので、U3(ロフト角 22°くらい)くらいを1本入れておくと便利です。

弾道の高さは、ロングアイアンで高弾道のボールを打つにはかなりのヘッドスピードを必要としますが、ユーティリティを使えば重心深度が深い為、ヘッドスピードがそれほど速くなくてもボールは高くあがってくれます。

参考までにですが、例えば、3番アイアンが一般的に21度位ですので、同じロフト角のものをアイアン・フェアウェイウッド・ユーティリティと用意したとします。

3番アイアンで190ヤード飛ぶとします。

3番アイアンは175ヤードキャリー+15ヤードラン=190ヤード
ユーティリティ 180ヤードキャリー+10ヤードラン
フェアウェイウッド(7番ウッドくらい) 185ヤードキャリー+5ヤードラン

こんな感じです。

細かなところはスペックや打ち方などで変わってきますが、要はアイアンより止まりやすく、フェアウェイウッドより少し欄が出る場合があるくらいの感じで理解しておけばいいと思います。 

ユーティリティのヘッド形状

フェアウエイウッド型とアイアンヘッド(通称たらこ)型の2種類ありますが、フェアウエイウッド型のほうが易しく感じます。

特徴としては、フェアウェイウッド型のほうがボールは上がりやすく高弾道のボールが出ます。

ただ、アイアンヘッド型(たらこタイプや、中空アイアン等)は、アイアンの感覚で打て、且つ優しいというクラブなので、基本的にアイアンが得意(好き)な人はこちらを選んでもいいと思います。

フェアウエイウッドと同様にディープタイプとフェースが薄いシャローフェイスがありますが、特徴は、フェアウェイウッドと同じなので割愛します。

重要なのは、目標をどこに置くかです。

最後にまとめると、フェアウェイウッドや、ユーティリティは何を目的に入れるかで、自然と選ぶべきタイプが決まってきます。

最近は殆どの人がユーティリティを入れているので、なんとなく入れる人もいると思いますが、例えば、3番アイアンや4番アイアンで毎回ミスショットばかりなので、その番手を埋めるクラブをユーティリティで補う。

更に、3番アイアンの距離はより止まりやすい7番ウッドか、9番ウッドを使う。

というような感じからスタートするほうがいいと思います。

なんとなく打ちやすそうだからと入れてみても、結局使い道のないクラブになるのは避けるようにしましょう。

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