あなたはパターのグリップについて考えた事はありますか?

パターグリップをほとんどのアベレージゴルファーの方は、特に意識しないで行っている場合が多いんではないでしょうか?
アマチュアゴルファーはなんとなーく握っている事が多いです。

しかし、パターの握り方を変えるだけで、パットの入る確率が劇的に上がるとしたらどうでしょう?
昔から変わらず言われるように、50cmのパットもドライバーの250ヤードも同じ1打です。

そこで今回は代表的な各パターグリップについてのメリット、デメリット、そして実際にプロゴルファーが採用しているパターグリップについてお送りします。
あなたもグリップを変えるだけでスコアが5打は縮まることは保証します。

合わせて読むと効果的です。

パター以外のグリップの種類はこちらの記事に書きました。
グリップの種類について
グリップの種類は?どんな握り方

プロの最も優れている点は実はパッティング

最近では当たり前に知られるようになってきた事ですが、プロとアマの一番の違いは、パターの精度にあるといっても過言ではありません。
もちろん、プロのショット精度が高いのは言うまでもありませんが、それ以上にスコアに大きな差が出るのは、パターの正確性なのです。

プロゴルファーはパターグリップの研究はもちろん相当の練習をしているので、なかなかあそこまで上手くなるのは大変ですが、プロに多いグリップを真似することで少しでもレベルアップできます。

まったく今回の例とは反対の意見になってしまいますが、逆にいえば、パターが入るのであれば、グリップなんてなんでも良いです^^;(ルールの範囲でです。)
あくまでも、今回のパターグリップの説明は、アベレージゴルファーの方がもう少しパターに興味を持ち、パッティングのレベルを上げてくれれば『スコアにも直結しますよ』『レベルが上がりますよ』というお話です。
ではではいきます。

パターグリップの特徴

オーバーラッピング
お勧め度 
【メリット】 手首のコックが使いやすい
【デメリット】 パンチが入りやすい。コックを使いすぎる
初心者ゴルファーだけではなく、70台を目指すようなゴルファーでさえ、採用しているであろうグリップ。あまり意識せずショットのグリップをそのまま使っている人が多いが、このグリップは非常に危険。ショットでは手首をコックさせて距離を稼ぐ必要があるが、パターでは不要。不要というか手首のコックは極力抑えて打つもの。貴方もいつもこのグリップでパッティングしているのならスコアに影響が出ているかも知れません。要確認
異色の中尺使い
お勧め度 ★★
【メリット】 各グリップで異なる
【デメリット】 各グリップで異なる
番外編ですが、片山晋吾選手がやっていますが、中尺パターを使ってクロスハンドグリップで、なおかつソウグリップで打つというのもあります。この他にも中尺グリップをお腹などに固定せず、左手につけるというPGA選手もいます。今回は詳しい説明は趣旨からずれるので割愛します。
クロスハンドグリップ
お勧め度 ★★★
【メリット】 左腕主導で、右手の動きを抑えてくれる
【デメリット】 肩のラインが狂いやすく、ターゲット設定がずれてしまう。
宮里藍選手や片山晋吾選手、海外でもメジャーな選手も使っているクロスハンドグリップです。このグリップの一番の利点はなんといっても右手首を使いづらくなる事に尽きます。反対にどうしても左肩が下がってしまうため、普段のショットのときと感覚が変わってしまいます。
練習を重ね克服できれば良いですが、付け焼刃で最初は入ったとしても、他のショットに影響が出ることも考えられます。真っ直ぐにストロークを出来る利点が、今度はまっすぐに構えられないという欠点を作り出す可能性があります。とはいえ、右手首を動かしすぎたりする人の矯正には非常に役立つことも確かですので、パッティングの悪い原因が右手の使いすぎにある場合などは積極的にクロスハンドグリップで練習してみるのはお勧めできます。
クロウグリップ(ソウグリップ)
お勧め度 ★★★★
【メリット】 右手で押し出せるので、しっかりフォローが出せる。右手をこねにくい
【デメリット】 ロングパットの距離感がつかみにくい
クロスハンドと同様に右手の動きが抑えられます。そして右手で押すような形になるので左手を邪魔せず、安定した、まっすぐのストロークが出来るようになります。左側へのフォロースルーがスムーズになります。デメリットはあまりないと思うのですが、ロングパットなど距離感を覚えるのに時間がかかる事や、感覚的に、普通のグリップとまったく違う打ち方になるので、相当な練習量がないとコースで使うのが難しくなることでしょうか?
反対にオーバーラッピング(逆オーバーラッピング)
お勧め度 ★★★★★
【メリット】 右手首を使いすぎない。いつもの感覚で握れるので違和感がない。
【デメリット】 極端に修正したい人には向いていないかも
最もおすすめする握り方です。
飛距離を必要としないパターでは、右手がいたずらに動き、方向性を邪魔するのを防ぐことが肝心ですが、クロスハンド等で握ると、ショットとの関連性が落ちてしまうという現象が起きてきます
しかしこのグリップであれば、最小限の変更でグリップすることができます。
特に距離感を犠牲にせず、大幅に方向性が安定するので、スコアアップに貢献してくれるでしょう。

プロゴルファーに採用率の高いグリップには理由がある

今回一番にお勧めしているのがこの逆オーバーラッピングともいうべくグリップです。というか、オーバーラッピンググリップはやめましょう。

実はこの逆オーバーラッピングは変形バージョンも加えると、プロゴルファーの9割以上が採用しているであろうグリップの形です。

逆オーバーラッピングの握り方は普通のオーバーラッピングでは右手の小指を左手にかぶせて握りますが、反対に左手の人差し指を右手にかぶせるように握ります。

通常オーバーラッピングでなぜ握るかというと、冒頭で述べた、右手を使いやすくし飛距離を稼ぐためです。

ですからこのグリップは左指をかぶせることによって反対に右手の動きを抑制し、安定させる目的で考えられました。

ということで飛距離の必要でないパッティングにおいては非常に理にかなった握り方になっています。

実際には左手の人差し指だけを重ねるオーソドックスな握りや、中指まで重ねたり、左手の人差し指を右手の人差指と中指の間まで重ねたりと、選手によって個性がありますが、概ねトッププロゴルファーのパッティンググリップはこの逆オーバーラッピンググリップになっているといっても過言ではありません。

なんといっても、ショットのときと同じ感覚で構えられるので、狙ったラインにまっすぐ構えやすく、ショットを通して同じ感覚で行えるので、一番導入しやすいのが強くおすすめする点です。

パターのレベルアップ無くしてスコアアップ無し!

今のプロゴルフ業界でも、様々なパターのグリップが乱立(殆どが逆オーバーラッピングの変形ですがw)していますが、今に始まった事ではなく昔からゴルフ界では多種多様なグリップが存在していました。

どうしてか?それはパターがゴルフというゲームに於いて、非常に重要だからです。

もちろん他の要素も多様ですが、アベレージゴルファーが普段のゴルフ談議の中で、どのくらいパッティングについて語られているでしょうか?

少なくとも多くのゴルファーが、平均ストロークの3分の1以上を、パター数が占めているはずなのに、アマチュアゴルファーの場合、その割合以上に話題に上げる事は少ないはずです。

あの伝説のサム・スニード(衝撃!伝説のあの選手がこんな事をしていたの知ってます?)でさえ、パッティングに苦しみ、周りからは滑稽にしか見えないパッティングスタイルを幾度も試していたのは有名な話です。

アマチュアの皆さんがほんの少し練習に割く時間を、パター練習に割くことが出来れば目に見えて結果につながる事は実践済みです。

打ちっぱなし練習場で闇雲に打ちまくるより、まずはパターのグリップを見直し、自宅のカーペットでパッティングの練習を始めることで、次回のゴルフが楽しくなることは間違いないと思います。

スポンサーリンク