最近ではビデオカメラやスマートフォンの発達により、自分のスイングを撮影して、スイングチェックをする人が増えてきました。
練習の打席にも、スイング撮影機器が設置されて利用者が増えています。便利な時代になったかと思いがちです。

しかし、そのことが原因で、ゴルフにおいて最も大切な感覚を磨くということが出来なくなってきているというお話です。

※カメラを使ったスイング撮影法はこちら
スイング動画を正確に撮る方法を知って正しくスイングチェックをするには

目の使い過ぎはご注意!

昔は鏡や陰を見ながら練習する人が多かったですが、最近ではコレがビデオカメラや高性能スマフォなんかに変わってきました。

確かに自分のスイング映像をビデオで分析するのは、ゴルフの上達にとっては非常に重要なのですが、同時に、コースでの自分の感覚をも磨く練習もしなければいけません。

ラウンド中や試合ではビデオカメラでスイングチェックをすることは出来ません。試合中にミスが出た時に、映像を見ないと自分のスイングがわからない様では、自信を持っては戦えません

自分のスイングの感覚を肌を持って習得していき、それで瞬時に調整する必要があるのです。

また、陰を見ながら素振りをしていたプロゴルファーがいましたが、逆に陰が試合中見えると気になってしまい、スイングイップス、スランプになったプロもいるほどです。

出来るだけ自分の感覚で、その日の調子、スイングの出来を見極めるようにする必要があります。

では、感覚とは何か?

感覚とは、動きを感じとれる事ができると言う事です。

動きを感じとれていれば、自分で良い動きと悪い動きがわかるため、迷いや不安は少なくなります。

人には五感があり、実は目が70%近く使っているため、他の感覚が鈍ると言われています。ですのであまりにもメからの情報だけに頼って練習していると感覚が鈍る原因になります。

ゴルフスイング中に手のひらでグリップを握り、手でクラブの動きや重さを感じて、足の裏で体重の動きを感じ、筋肉の痛みや張り、緩みで動きを感じます。

感覚を磨く練習方法

何と言っても感覚を磨く練習方法は、目をつむって練習する事です。

目の使い過ぎが感覚を鈍らせているため、目が見えない方が敏感に感じとれるからです。

昔からボールをよく見なさい!とよく聞きますが、目が見えない盲目の方がゴルフをやっていて、90台でラウンドしている方もいます。

これにより、ボールを見る理論では説明が出来ない事が明らかです。

世界No1ゴルファー【リッキーファウラー】も実際にやっている練習方法です。

初めは、短いクラブで良いので(ピッチングウェッジ位)小さいスイングから打ち初め、徐々にフルスイングで打てるようになってきたら、長いクラブに変えて打ちます。

意識としてはクラブヘッドがどこを通過しているのかを感じ、ボールのある位置を探さない事です。

最初はかなり不安に感じるかもしれませんが、何球かスイングして当たる感覚が湧いてくると、逆に余計な体の動きが止まり、スムーズなスイングになっているはずです。

一番効果が感じられるのは、この練習法だと、スイングの延長にボールがあるというのを実感出来ます。インパクトを作るようなスイングでは、まずメをつむっていると上手く行きません

アマチュアゴルファーのスイングの失敗は概ね、インパクトに向けて体が突っ込んだり、手をこねたりするのが多いため、この練習法でかなりスムーズなスイングが身につきます。

実際にショットした弾道やショットを確認する

いざ打ってみると、ボールを当たる位置がばらついていると思います。

ヒールに当たる時はボールが身体から近く、トウに当たる時はボールが遠いのですのですが、この時最初に適切な位置で構えているのであれば、近づいたりしてはいけません。そのスタンスから、適切な位置に当たるように、感覚でスイングを直していきます

この練習を続けてくれば、目を開けて打っていても、ボールを見ている感覚は無くなり、ぼやっと全体を眺めている感じになります。

この辺りの感覚的な話はトップゴルファーの中嶋常幸、岡本綾子、石川遼、ロリー・マキロイなども同じ事を言っています。

石川遼がお正月のテレビ番組で、お面を頭から被り打たされていましたが、普通にナイスショットを打っていました。

最初はかなり怖い練習法ですが、ある程度のスイングを身につけたゴルファーなら、すぐに慣れると思うので、怖がらずチャレンジして下さい。

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